マッサージと鍼灸院の違い

マッサージ屋さんには行ったことあるけど、鍼灸院は初めてという方も多いのではないでしょうか?

このページでは、施術内容やその効果、資格などにおいてマッサージとの施術の違いをご説明いたします。

鍼灸院の特徴1.施術内容について

鍼灸院ではその日の状態を確認してからツボを決めていきます。ですので毎回決まった同じツボを使って施術することはありません。それは日々人間の身体は変わり続けているからです。症状によっては頭や手足などを使うこともあります。出ている症状とは全く関係のないような場所に鍼をうつこともあります。

 

マッサージでは・・・

一般的なマッサージではコースによって同じやり方で進めることが多いようです。例えば首肩であれば上半身のみで終わりだったり、その気になる場所にだけ施術をするところが多いようです。

 

鍼灸院の特徴2.施術効果・持続性について

鍼の施術効果や持続性は症状の重さによって異なる場合がありますが、3~4回ぐらい定期的に施術をした場合には何かしらの症状の変化を感じる方が多いと感じます。持続性は7~8回ぐらいの施術を終えたぐらいになれば1週間~10日ぐらい良い状態をキープすることが可能になります。

 

マッサージでは・・

一般的なマッサージでは施術中やその日ぐらいまでは良い状態をキープすることは可能ですが、早い人では次の日には元の状態に戻ってしまったかのようなことが多いようです。長く持つ方でも2,3日で元の状態に戻ってしまうと感じている方が多いようです。

 

鍼灸院の特徴3.検査やカウンセリングについて

初回でのカウンセリングでしっかりと時間をかけて話を聞くことが多いようです。時にはあまり関係ないような話を聞くこともありますが、症状の根本的なところを解決するために症状と関係のあることを聞いていることがあります。

 

マッサージでは・・・

一般的なマッサージでは初回のカウンセリングでも簡単に済ませてしまうことが多いようです。肩なら肩のみ腰なら腰のみの話しだけで施術に入ってしまうことが多いようです。検査もしないで入ることもあります。

 

鍼灸院の特徴4.資格について

鍼灸院の施術者は必ず鍼師、灸師の資格を持っています。これは4年制の大学や3年制の専門学校で決められたカリキュラムを終えないと国家試験を受けることが出来ないようになっています。

 

マッサージでは・・・

マッサージ院では按摩・指圧・マッサージ師の資格が必要になります。たまに資格を持たない方が施術をしているマッサージ院もありますが、資格を持っている方が責任者としている場合にはほかの方に施術を任せている場合もあるようです。